枡儀の創業は1713 年、正徳年間。
創業者・小浜屋吉兵衛が京の都に上京。
吉兵衛は好不況にかかわらず人々に求められる嗜好品を取り扱うことを志し、京都・本能寺の門前で煙管( きせる) の製造販売をはじめました。
これが枡儀のはじまりです。
食うや食わずの厳しい時代。
吉兵衛は、やっとの思いで手に入れた米升一合の米を共に働く仲間と分け合ったと語り継がれています。
どんな苦しい時でも共に苦楽を分かち合う、そんな「公助の精神」が枡儀の原点です。
その後、米升のエピソードを引用して5 代目儀兵衛が屋号を小浜屋から米升の「枡」と義理人情の「儀」の字を使い「枡儀」に改名したと言われています。